
安藤川のナマズを食す。
安藤川、と言ってピンと来る方は岡崎の南に住んでいるはず。
矢作川と広田川(これもピンと来る人は少ないと思うけど)の間にある川です。
極々細い矢作川の支流の支流、会社で言えば孫請けのその下くらい。
ここでナマズが釣れるのです。
ナマズは聞く所によると結構美味いんだとか。
それじゃあ本当に美味いのか確かめてみよう。
まずはナマズを釣ってくる。ナマズは夜行性なので夜釣りにいきます。
でかい・・・思った以上にでかいです。 ※ちなみに泥抜きを3日やってます。
フィッシュグリップで持ってみますが鬼のように暴れます。腕が持っていかれそうになります。
パワーのある生き物は大体精がつくと言われていますが
ナマズもこのパワーなら精が凄いつきそうな気がします。
まな板の鯉ならぬ、タライの中のナマズ。
まずはタライの中に氷を入れて30分くらい放置します。
これで仮死状態になって捌きやすくなります。
そこにお湯をかけて、皮のぬめりを取るのですが、
仮死の時間が足りなかったのかシンクの中で大暴れして友人二人と阿鼻叫喚。
シンクから出ようとするナマズの絵は撮る余裕がありませんでした・・・。
捌き方はうなぎと同じように頭を止めて捌きます。
捌いてみるとピンク色の身が出てきて案外美味しそう。
この時点ではもう既に臭みはなくぬめりを取った時点でほとんど消えています。
二匹は鍋用に筒切りに。こうしてみると全然普通の魚です。
尻尾の方だけならなんか太刀魚みたいですね。
岐阜ではナマズを食べることは結構有名らしく、
ナマズを名物にされているお店も多いようです。
レシピをいろいろ検索すると味噌鍋が一般的の模様。
なので味噌でいきましょう。三河ですしね。
見た目は普通の鍋。美味しそうな匂いがしますが・・・
デデーン。うーん取り分けて見ても普通だ。
ぱっと見は鱈のようですが、食べてみると・・・
おお、皮がプルプルしてて美味しい!?
ただ若干川っぽい匂いもするかなあ・・・。
友人はこの匂いがクセになると言っていたので好みの問題なのかも。
うーん・・・これはないですね。焼き過ぎて焦げてるのはともかく
どうしてもうなぎを想定してしまってパサつきがきつく思える。
鍋は皮のプリっとした感じが美味しかったので余計に。
まとめ
- ・うなぎとは別物。
- ・ちょっとクセがあるけど鍋ならイケる。
- ・近所の川にもナマズはいっぱいいる。
みんなもレッツゴー近所の川。
●安藤川 愛知県岡崎市安藤町